ゴスペルシンガーのMigiwaが
優しく語りかけるように歌う「だれのてこのて」をぜひご視聴ください。
ご支援をありがとうございました。
絵本「だれのてこのて」のことばを歌にするプロジェクトは、クラウドファンディングによる
多大なご支援によって実現しました。ご支援いただいた皆様に心から感謝をいたします。
*動画及び音源はwebでの再生のみお楽しみいただき、ダウンロードはお控えくださいますようお願いいたします。
絵本「だれのてこのて」は2020年に募集された「いのちのことば社絵本大賞」で大賞を受賞した、作家ホンダマモルの絵本です。
手をモチーフに構成され、次々に出てくる手は誰の手かを遊びながら楽しむことができます。そして最後に出てくるのは誰の手?シンプルで奥深く、読み終えたあとに子どもも大人も心がじんわり温かくなる作品です。
そして「だれのてこのて」に歌をつけるプロジェクトがクラウドファンディングによって実現。作曲者Kozue、ゴスペルシンガーMigiwaによって絵本が歌になって公開中です。ぜひ絵本と共にお楽しみください!
【発行】いのちのことば社
【絵本サイズ】約217mm×217mm
【ISBN】978-4-264-04280-8
【定価】1,300円+税
私は手を描くのが好きです。これまでにたくさんの「手」の絵を描いてきました。
私には娘がいるのですが、娘が小さかった頃はよく一緒に手をつないで歩いたものでした。つないだ手のあたたかさを今も忘れることはありません。
人はひとりでは生きていけません。苦しいことも悲しいことも、時に孤独を経験することもあると思います。
でもそのような中で、いつもそばにいて、手をにぎって共に歩いてくれるような存在があったら、どれだけ慰めになるでしょう。
このことを絵本にしたいと思い、絵本「だれのてこのて」は生まれました。
絵本の最初の登場人物はあかちゃんにしました。だれもがみんなあかちゃんとして生まれて、手をにぎって生まれてくるからです。
そして絵本のラストも、にぎった手が描かれます。でも最後はひとつの手だけではなく、いつもいっしょにいてくれる、もうひとつのあたたかい手をにぎってページを閉じてゆきます。
「だれのてこのて」はそこで終わりますが、そこでおしまいなのではなく、絵本の続きは皆様それぞれのページとして描かれていく。そのこと思い描きながら、おひとりおひとりの人生の歩みの祝福を願ってやみません。
レコーディングを終えて
「だれのてこのて」のレコーディングをさせていただきました。
最初は何気なく自分なりの歌い方で練習をしていましたが、自宅で録音をして聞いてみると、この絵本の雰囲気とは何か違う気がしました。極端に明るく歌ってみたり、素直にまっすぐに歌ってみたりと試行錯誤しました。 作曲されたKozueさんからも丁寧なアドバイスや歌い方のリクエストをいただきました。
今まで私がレコーディングをした事がない歌い方なので、自分のクセが強く出過ぎないように、何度も練習を重ねていくうちに、詩の美しさ、神様の温かい愛が心の中に流れていき、このうたを歌えることの喜びを味わいながらの恵みの時でした。
レコーディング当日、最初にKozueさんと何度も合わせて、想いを一つにしていきました。 マモルさんが楽しく和やかな雰囲気を作ってくださり、レコーディングはスムーズに進んでいき、この歌が届いていく情景を思い浮かべながら心を込めて歌う事ができました。
多くの方の祈りに支えられられていることを実感しながらの素晴らしい時でした。
改めてこのプロジェクトに参加させて頂き感謝でいっぱいです。 多くの方へこの絵本と歌が届くのを楽しみにしています。
今回、この素敵なプロジェクトに参加できたことを嬉しく思います。
絵本といえば、娘が幼かった頃、お気に入りの絵本をボロボロになるまで読み続けていたことを思い出します。絵本は子どもに色々な刺激を与え、親子のふれ合いの時をくれる素晴らしい物です。
明るい色づかい、わかりやすくシンプルな絵とことばで描かれた『だれのてこのて』も、子どもたちにたくさんの楽しい時間を与えてくれると思います。
今回、曲を作るにあたっては、まず「だれのてこのて」という言葉の抑揚に自然と浮かんだメロディを付けるところから始めました。
そして、小さな子どもたちでも歌えるように、なるべくシンプルに覚えやすい歌にできたら…と思いながら作曲しました。
優しく心温まるこの絵本に優しいMigiwaさんの歌声が加わり、どんなに素敵な世界が広がるだろう…とワクワクしています。
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